アオザイブライダル

国際結婚がうまくいく人の7つの習慣|難しい理由と長続きの秘訣

「国際結婚に興味はあるけれど、自分にうまくやれるだろうか」。言葉も育った国も違う相手との結婚を考えると、そう不安になる方もいると思います。

結論からお伝えすると、国際結婚がうまくいく人は、特別な才能を持った人ではありません。話し合いを習慣にし、お金や家族の考えを結婚前にすり合わせる人です。国際結婚が難しいと言われる理由を知っておけば、うまくいく人の行動も自然に見えてきます。

この記事は、まだお相手がいない独身の日本人男性に向けて書いています。

書き手は、ベトナム・ホーチミンに常駐するアオザイブライダルの仲人です。日本人とベトナム人の2名体制で、日本人男性とベトナム人女性の婚活をお手伝いしています。

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国際結婚が難しいと言われる5つの理由

国際結婚が難しいと言われる理由は、言葉・家族観とお金・距離・結婚の制度・在留手続きの5つに整理できます。

国際結婚の難しさは、相手の国籍そのものから生まれるわけではありません。育った環境や制度の違いが、夫婦の暮らしに影響する場面があるということです。

1. 言葉の違いで、気持ちが伝わりにくい

夫婦のどちらかが母語ではない言葉で話す場合、細かな気持ちやニュアンスが伝わりにくくなります。冗談や遠回しな言い方が、意図と違う意味で受け取られることもあります。

小さな誤解は、その場で確かめないと積み重なります。言葉の壁は、国際結婚の難しいところとして最初に挙がりやすい点です。

2. 家族観とお金の考え方が違う

親や兄弟との距離感、家族を経済的に支える考え方は、育った国や家庭によって違います。日本の家庭の「当たり前」が、相手にとっての当たり前とは限りません。

家計の管理を誰がするか、実家への支援をどう考えるかも、話し合わないと分からない部分です。お金と家族の話は、後回しにするほど切り出しにくくなります。

3. 相手の家族と物理的に離れている

日本で暮らす国際結婚では、相手は母国の家族と離れて暮らすことになります。帰省の頻度や費用、親に何かあったときの対応も、夫婦で考える必要があります。

相手にとって、日本での暮らしは頼れる人が少ない環境です。夫が相手の寂しさや不安に気づけるかどうかで、暮らしやすさは大きく変わります。

4. 結婚の手続きが両方の国にまたがる

国際結婚では、日本と相手の国の両方で婚姻の手続きが必要になります。必要な書類や順番は国によって異なり、翻訳や証明書の取り寄せにも時間がかかります。

手続きの途中で書類の不備が見つかると、予定が延びることもあります。手続きの負担は、相手だけでなく夫婦2人で分け合うものです。

5. 結婚後も在留手続きが続く

外国籍の配偶者が日本で暮らすには、在留資格が必要です。出入国在留管理庁によると、在留資格「日本人の配偶者等」の在留期間は「5年、3年、1年又は6月」です。

在留期間が終わる前には、更新の申請が必要になります。結婚したら終わりではなく、結婚後も夫婦で手続きを続けていく点が、日本人同士の結婚との違いです。

難しいと言われる理由うまくいく人の行動
言葉の違い分からないことをその場で確かめる
家族観とお金結婚前に話し合い、決めておく
家族と離れている帰省や連絡の方法を一緒に考える
両国の結婚手続き書類集めを相手任せにしない
在留手続き更新の時期を夫婦で管理する

表のとおり、難しさの一つひとつに、うまくいく人の行動が対応しています。次の章で、うまくいく人に共通する習慣を詳しく見ていきます。

国際結婚がうまくいく人に共通する7つの習慣

国際結婚がうまくいく人は、話し合いを習慣にし、相手の国と自分の国の両方を尊重して、困ったときは早めに相談します。

うまくいく人の習慣は、どれも特別な能力を必要としません。結婚前から少しずつ身につけられる行動ばかりです。

1. 小さなことでも話し合う習慣がある

国際結婚がうまくいく人は、小さな違和感をそのままにしません。「今の言い方はどういう意味?」と、その日のうちに確かめる習慣があります。

話し合いは、けんかをするためのものではありません。お互いの「当たり前」の違いを知るための時間だと考えると、気持ちが楽になります。

2. 相手の言葉を学ぶ姿勢がある

相手が日本語を話せる場合でも、相手の国の言葉を少し学ぶ人は、関係を深めやすくなります。あいさつや家族への感謝の言葉を覚えるだけでも、相手の家族との距離は縮まります。

言葉を学ぶ姿勢は、相手の文化に関心があるというメッセージにもなります。言葉の壁への向き合い方は、国際結婚の言葉の壁はどう越える?で詳しく紹介しています。

3. お金の考え方を結婚前にすり合わせる

うまくいく人は、家計の管理や貯金の考え方を結婚前に話し合います。相手の実家への支援があるかどうかも、遠慮せずに確かめます。

金額だけでなく、誰の収入から出すのか、いつ見直すのかまで決めておくと安心です。仕送りの考え方は、ベトナム人との結婚と仕送りで整理しています。

4. 家族との距離感を先に決めておく

相手の家族とどのくらいの頻度で会うか、帰省は何年に1回にするかを、先に話しておく人はもめにくくなります。自分の親との同居や介護の考え方も、話題に入れておきましょう。

決めた内容は、暮らしの変化に合わせて見直してかまいません。大切なのは、黙って我慢するのではなく、言葉にして共有することです。

5. 相手の国と自分の国の両方を尊重する

うまくいく人は、相手の国の習慣だけを優先したり、日本のやり方だけを押しつけたりしません。食事や年中行事、祝い方など、両方の国のよいところを取り入れます。

たとえば、正月を日本式に過ごし、旧正月には相手の家族に連絡するといった形です。両方の文化を大切にする家庭は、子どもが生まれた後も話し合いの土台になります。

6. 手続きを相手任せにしない

結婚や在留の手続きは、外国籍の配偶者だけの問題ではありません。うまくいく人は、必要な書類や期限を自分でも把握しています。

出入国在留管理庁によると、6か月以上の在留期間がある人は、満了の3か月前から更新を申請できます。期限をカレンダーに入れて夫婦で管理すると、慌てずに済みます。

7. 困ったときは第三者に相談する

夫婦だけで解決しようとして、話し合いが行き詰まることもあります。うまくいく人は、仲人や専門家など、間に入れる第三者に早めに相談します。

言葉の問題で気持ちが伝わらないときは、通訳できる人を交えるだけで話が進むこともあります。相談することは、夫婦の弱さではなく、関係を守るための行動です。

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国際結婚が長続きする秘訣は結婚前のすり合わせ

国際結婚が長続きする秘訣は、住む場所・お金・家族・子どもの考え方を、結婚前に言葉にして確かめておくことです。

結婚後に価値観の違いに気づくと、修正には時間も気力もかかります。交際中に話し合っておけば、違いが見つかっても2人で調整できます。

結婚前に話し合っておきたい項目

結婚前に話し合っておきたい主な項目は、次のとおりです。

項目話し合っておきたい内容
住む場所日本のどこに住むか、将来の移住の可能性
仕事結婚後に相手が働くかどうか
お金家計の管理方法、実家への支援の有無
家族帰省の頻度、親との同居や介護
子ども子どもを望むか、家庭で使う言葉
行事・宗教大切にしたい行事や習慣

表の項目すべてに、最初から答えを出す必要はありません。お互いの考えを知り、違いがある項目を把握しておくことが大切です。

話しにくい話題ほど早めに切り出す

お金や家族の話は、関係が深まってからだと切り出しにくくなります。交際の早い段階で「大切なことなので聞かせてほしい」と伝えると、相手も話しやすくなります。

相手の答えが自分の希望と違っても、すぐに否定しないことが大切です。理由を聞き、2人で折り合える形を探す姿勢が、長続きする夫婦の土台になります。

相談所の仲人が間に入ってできること

国際結婚相談所では、仲人が意思確認や通訳を担い、言葉の壁がある2人の話し合いを支えます。

当相談所では、お見合いは対面で約1時間、オンラインで約40分です。オンラインのお見合いには、仲人が司会と通訳として同席します。

お見合い中は連絡先を交換しません。終わった後に仲人が双方の気持ちを確認し、おふたりとも希望した場合に交際が始まります。

交際期間は3か月で、延長は相談できます。仲人としては、3か月の交際期間のうちに、前の章の表にある項目を話し合っておくことをおすすめしています。

日本人とベトナム人の仲人がいるため、日本語で伝えにくいことも、相手の母語で確かめられます。困ったときに相談できる第三者がいることは、うまくいく人の7つ目の習慣そのものです。

当相談所の女性会員の集計は、ベトナム人女性会員の統計で公開しています。登録値の集計であり、紹介できる人数や結婚を保証するものではありません。

「向かない人」や離婚率が気になる方へ

国際結婚に向かない人の条件や離婚率の数字は、別の記事で詳しく解説しています。

うまくいく人の習慣とは反対に、国際結婚を考え直した方がいい条件もあります。不安が強い方は、国際結婚はやめた方がいい?向かない人の条件もあわせて読んでみてください。

「国際結婚は離婚率が高い」という話が気になる方もいると思います。数字の読み方は、国際結婚の離婚率は本当に高い?で厚生労働省の統計をもとに解説しています。

国際結婚がうまくいくかのよくある質問

国際結婚がうまくいくかどうかについて、婚活を考える男性からよくある質問に仲人がお答えします。

相手の国の言葉が話せなくても、国際結婚はうまくいきますか?

最初から話せなくても、うまくいく可能性はあります。大切なのは、相手の言葉を少しずつ学ぶ姿勢と、分からないことを確かめる習慣です。相談所によっては、通訳の支援を受けながら交際を進められます。

国際結婚がうまくいくかどうかは、相手の国籍で決まりますか?

国籍だけで決まるものではありません。家族を大切にするなど国ごとの傾向が語られることはありますが、考え方は一人ひとり違います。相手個人と話し合い、考えを確かめることが大切です。

結婚前に、どこまでお金の話をしてよいのでしょうか?

家計の管理方法や実家への支援の有無は、結婚前に話してよい内容です。聞き方に迷う場合は、仲人など第三者に間に入ってもらう方法もあります。

配偶者ビザが取れれば、手続きはもう終わりですか?

配偶者ビザを取った後も、在留期間の更新が必要です。在留資格の審査は出入国在留管理庁が行い、許可されるとは限りません。手続きの流れは、ベトナム人配偶者ビザで解説しています。

まとめ:国際結婚がうまくいく人は話し合いを続ける人

国際結婚がうまくいく人は、難しさを知ったうえで話し合いを続け、困ったときに第三者を頼れる人です。
  • 国際結婚が難しいと言われる理由は、言葉・家族観とお金・距離・制度・在留手続きの5つです
  • うまくいく人は、小さな違和感をその日のうちに話し合います
  • 長続きの秘訣は、お金や家族、子どもの考えを結婚前にすり合わせることです
  • 夫婦で解決できないときは、仲人など第三者に早めに相談しましょう

国際結婚がうまくいくかどうかは、生まれ持った性格よりも、日々の行動で変わります。不安を感じている今の慎重さは、うまくいく人の習慣につながる大切な出発点です。

自分にもできるか確かめてみたい方は、最初の一歩としてLINEで気軽に質問してみませんか。

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参考

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この記事の監修者

安仲 圭大(アオザイブライダル代表)

2021年よりベトナム・ホーチミン在住。現地で貿易を行う商社と不動産販売会社を経営し、ベトナム人仲人と日本人仲人の2名体制で、日本人男性とベトナム人女性の国際結婚をサポートしている。

執筆協力:Pham Thi Thanh An(シニアカウンセラー)

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