結婚が不安・怖い男性へ|不安を5つに分けて確かめる方法
「結婚はしたい。でも、自分にやっていけるのか不安だ」。結婚が怖いと感じて、一歩が出ない男性もいます。
結婚への不安は、気持ちが弱いから生まれるものではありません。お金や自由、責任など、中身を分けると一つずつ確かめられる不安です。
この記事は、まだお相手がいない独身の日本人男性に向けて書いています。結婚の不安を5つに分け、それぞれの考え方と、確かめる方法をお伝えします。
書き手は、ベトナム・ホーチミンに常駐するアオザイブライダルの仲人です。日本人とベトナム人の2名体制で、日本人男性とベトナム人女性の婚活をお手伝いしています。
不安をまだ言葉にできていない段階でも大丈夫です。LINEで今の気持ちをそのまま送っていただければ、仲人が話を伺います。
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結婚が不安・怖いと感じる男性は珍しくない
結婚の意思がある18〜34歳の独身男性の6割以上が、結婚には何らかの障害があると答えています。国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」(2021年)は、結婚の障害を未婚者にたずねています。対象は「いずれ結婚するつもり」と答えた18〜34歳の未婚者です。
一年以内に結婚するとしたら障害がある、と答えた男性は65.2%でした。結婚の意思がある男性でも、半数を大きく超える人が何らかの壁を感じています。
同じ調査では、独身生活の利点として「行動や生き方が自由」を挙げた男性が70.6%でした。結婚の良さを感じつつ、独身の自由も手放しにくいと感じるのは自然なことです。
結婚が怖いと感じる自分を、責める必要はありません。大切なのは、不安を「漠然とした怖さ」のままにしないことです。
結婚の不安は5つに分けて考える
結婚の不安は、お金・自由・責任・相手と合うか・向いていないのでは、の5つに分けると確かめ方が見えてきます。ひとまとめの「不安」は、大きく重く感じます。中身ごとに分けると、どれは調べれば分かり、どれは話し合いで分かるのかが見えてきます。
| 不安の中身 | よくある心配 | 確かめる方法 |
|---|---|---|
| お金 | 生活費や結婚資金が足りるか | 家計を試算して数字にする |
| 自由 | 自分の時間や趣味がなくなる | 残したい自由を言葉にして伝える |
| 責任 | 家族を支えきれるか | 役割と分担を話し合う |
| 相手と合うか | 価値観や生活習慣が違ったら | 交際期間に生活の話をする |
| 向いていない | 自分は結婚に向かないのでは | 理由を書き出して分けて考える |
表の5つは、どれか1つだけの人もいれば、いくつも重なる人もいます。次の章から、1つずつ考え方と確かめ方を見ていきます。
お金の不安|家計を試算して数字にする
お金の不安は、結婚後の家計を試算して数字にすると、足りない額と対策が具体的になります。第16回出生動向基本調査で、男性が挙げた結婚の障害の1位は「結婚資金」で47.5%でした。2位は「結婚生活のための住居」で22.6%、3位は「職業や仕事上の問題」で15.4%です。
お金の不安は、数字にしないうちがいちばん重く感じます。紙やスマホのメモで、次の順に試算してみてください。
- 今の手取り月収と、毎月の支出を書き出す
- 2人暮らしになったときの家賃・食費・光熱費を見積もる
- 結婚式や引っ越しなど、一度だけかかる費用を見積もる
- 相手も働く場合と、働かない場合の2通りで計算する
試算すると、「全く足りない」のか「少し工夫すれば足りる」のかが分かります。結婚式をしない、小さな式にするなど、一度だけの費用は選び方で大きく変わります。
国際結婚の場合の年収の目安は、国際結婚に年収はいくら必要?で詳しく紹介しています。
当相談所の女性会員では、お相手の希望年収を「気にしない」とした人が52.0%でした。母数は1,770名、2026年9月5日時点の登録値の集計です。紹介できる人数や結婚を保証するものではありませんが、年収だけで諦める必要はないと分かります。
自由がなくなる不安|残したい自由を言葉にする
自由がなくなる不安は、何の自由を残したいかを具体的に書き出すと、相手と話し合える形になります。結婚すると、自分だけで決められることは確かに減ります。一方で、すべての自由がなくなるわけではありません。
「自由」を具体的な言葉に分けてみてください。たとえば、次のような形です。
- 週に1回は趣味の時間がほしい
- 友人と会う予定は自分で決めたい
- 自分の小遣いは自由に使いたい
- 一人で静かに過ごす時間がほしい
具体的な言葉になれば、交際中に相手へ伝えられます。「週末の片方は自分の時間にしたい」と伝えて、受け止めてくれる相手かを確かめることもできます。
漠然と「自由がなくなる」と怖がるより、残したい自由を伝え合うほうが、お互いに暮らしやすい形を作れます。
責任の不安|一人で背負う前提を見直す
家族を支える責任への不安は、役割を一人で背負う前提をやめ、相手と分担を話し合うことで軽くなります。「家族を養わなければ」「失敗したら自分のせいだ」と、責任を一人で抱え込む男性もいます。責任感があること自体は、結婚相手として大切な長所です。
ただ、家計も家事も、2人でどう分けるかは夫婦ごとに決められます。共働きにするのか、家事をどう分けるのかは、結婚前に話し合っておけることです。
仕事の先行きに不安がある方は、雇用形態別の考え方を非正規・派遣の男性は結婚できない?で紹介しています。
責任の重さは、一人で想像しているときにいちばん大きく見えます。相手と話し合ってみると、思っていたより分担できる部分が見つかることもあります。
相手と合うかの不安|交際期間で生活の話をする
相手と合うかの不安は、交際期間のうちにお金・住まい・家族・仕事の話をすることで確かめられます。「結婚してから合わないと分かったら怖い」。この不安は、交際期間の使い方で小さくできます。
楽しいデートだけでは、生活が合うかどうかは分かりません。仲人としては、交際期間のうちに次の話をしておくことをおすすめしています。
- お金の使い方と、家計をどう管理したいか
- 住みたい場所と、住まいの形
- 親との距離感や、将来の親の介護
- 子どもについての考え
- 仕事を続けるか、働き方をどうしたいか
話してみて違いが見つかっても、すぐに「合わない」と決める必要はありません。違いを伝えたときに、歩み寄ろうとしてくれるかどうかが大切です。
当相談所の交際期間は3か月で、延長は相談できます。期間が区切られているので、生活の話を後回しにせず、早めに確かめやすい仕組みです。
どんな順番で何を話せばよいか迷う方は、LINEでご相談ください。仲人が、交際中に確かめておきたいことの整理をお手伝いします。
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「結婚に向いてない」と感じる男性へ
「結婚に向いてない」と感じたら、その理由を書き出し、変えられることと好みの問題に分けて考えます。「一人が好きだから、結婚に向いてないのでは」と悩む男性もいます。ただ、一人の時間が好きなことと、結婚に向かないことは同じではありません。
向いていないと感じる理由を、紙に書き出してみてください。理由は、おおよそ次の2種類に分けられます。
- 変えられること:家事ができない、会話が苦手、貯金が少ないなど
- 好みや考え方:一人の時間が必要、子どもは望まないなど
変えられることは、少しずつ練習や準備ができます。好みや考え方は、変えるのではなく、同じ考えを受け入れてくれる相手を探すという考え方もあります。
第16回出生動向基本調査では、結婚の利点として「精神的な安らぎの場が得られる」を挙げた男性が33.8%でした。「自分の子どもや家族をもてる」の31.1%を上回っています。
結婚に何を求めるかは、人それぞれです。自分が結婚に求めるものを言葉にすると、向いている・向いていないという二択から離れられます。
「結婚できるか不安」なときの考え方
結婚できるか不安なときは、年齢や出会い方など、今から動かせる部分に目を向けることが大切です。5つの不安とは別に、「そもそも自分は結婚できるのか」という不安もあります。相手がまだいない段階では、自然な不安です。
第16回出生動向基本調査では、結婚の意思がある25〜34歳の未婚男性の43.3%が、独身でいる理由に「適当な相手にまだめぐり会わないから」を挙げました。結婚したい気持ちがあっても、出会いの段階で止まっている人は4割を超えます。
年齢が気になる方は、男性の結婚適齢期は何歳まで?で、年齢から逆算した動き方を紹介しています。婚活をしてきて心が疲れている方は、婚活に疲れた男性へもあわせてご覧ください。
出会い方を変えるのも一つの方法です。結婚相談所では、結婚を前提にした相手とだけ会うため、相手の結婚の意思を確かめる手間が少なくなります。
当相談所のお見合いは、対面で約1時間、オンラインで約40分です。オンラインでは仲人が司会・通訳として同席するので、言葉が不安な方も一人で話を進める必要はありません。
不安が強く続くときは、相談窓口を頼る
眠れない・食欲がないなどの状態が続くときは、婚活より先に、公的な相談窓口や医療機関を頼ってください。結婚への不安は、多くの場合、中身を分けて確かめるうちに軽くなります。ただし、不安や気分の落ち込みが何週間も続く場合は、話が別です。
眠れない、食欲がない、仕事が手につかない状態が続くときは、心と体の休養が必要なサインかもしれません。厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSで相談できる窓口を紹介しています。
この記事は、心の不調について判断するものではありません。つらさが続く場合は、医療機関や自治体の相談窓口など、専門家に相談してください。
結婚が不安・怖い男性のよくある質問
結婚の不安についての質問は、不安が消えない理由・相談相手・相手への伝え方・向き不向きに集中します。結婚が怖いのは、まだ準備ができていない証拠ですか?
必ずしもそうではありません。結婚の意思がある18〜34歳の未婚男性でも、65.2%が結婚に何らかの障害があると答えています。不安があることより、不安の中身を確かめているかどうかが大切です。
結婚の不安は、誰に相談すればいいですか?
家族や友人のほか、結婚相談所の担当者に話す方法もあります。お金の不安なら家計の試算、相手との不安なら交際中の話し合いと、中身ごとに相談先を選ぶと進めやすくなります。
交際相手に「結婚が不安」と伝えてもいいですか?
伝えて大丈夫です。「お金のことが心配」「自分の時間も大切にしたい」と、中身を具体的に伝えると相手も答えやすくなります。不安を話し合えるかどうかは、相性を確かめる材料にもなります。
「結婚に向いてない男」の特徴に当てはまったら、諦めるべきですか?
諦める必要はありません。当てはまった理由を、変えられることと好みの問題に分けてみてください。好みの問題なら、同じ考えを受け入れてくれる相手を探すという道もあります。
まとめ:結婚の不安は分けて確かめれば小さくできる
結婚の不安は、中身を5つに分け、試算・話し合い・交際期間で一つずつ確かめると小さくできます。- 結婚の意思がある18〜34歳の未婚男性の65.2%が、結婚に何らかの障害を感じています
- 不安は、お金・自由・責任・相手と合うか・向いていないのでは、の5つに分けられます
- お金は家計の試算で、自由と責任は話し合いで、相性は交際期間で確かめます
- 不安や落ち込みが強く続くときは、公的な相談窓口や医療機関を頼りましょう
結婚が怖いと感じるのは、結婚を真剣に考えている証拠でもあります。不安を一つずつ確かめながら、自分のペースで進めていきましょう。
不安を抱えたままでも、婚活の相談はできます。まずはLINEで、気になっていることを一つだけ送ってみませんか。
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参考
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Supervisor
この記事の監修者
安仲 圭大(アオザイブライダル代表)
2021年よりベトナム・ホーチミン在住。現地で貿易を行う商社と不動産販売会社を経営し、ベトナム人仲人と日本人仲人の2名体制で、日本人男性とベトナム人女性の国際結婚をサポートしている。
執筆協力:Pham Thi Thanh An(シニアカウンセラー)
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