ベトナム人女性と国際結婚、ウエディングフォトについて

日本では結婚式をする代わりに行う写真撮影をすることを、フォトウエディングといいます。結婚式は行わずに、ウエディングドレスやタキシードもしくは、和装など結婚式の衣装を着て、野外やスタジオで写真撮影し、結婚の記念にします。もちろん、ベトナムでも結婚式の代わりにフォトウェディングをする夫婦もいると思いますが、ベトナム人はともかく、写真撮影が大好きなので、結婚式(披露宴)を開催して、さらにフォトウエディングもする、という人もいます。

ウェディングの写真撮影は大事なイベント

ベトナム人にとってウェディング写真の撮影は大事なイベントです。たとえば、ハネムーンで訪れている国で記念にフォトウエディングをしたり、挙式以外にも記念にフォトウエディングしたりします。また、10年目の記念日にフォトウェディングするといった具合です。たとえば、ロケーションは、ハノイ大教会(セントジョセフ教会)などです。

あらかじめ、撮影会社を調べて、撮影場所と撮影日を綿密に相談して、撮影しに行きます。費用の相場は約4万円から10万円くらいです。(写真撮影、データ量、アルバム代金込み)です。旅費も入っている業者も多いので、日本に比べてかなり安くなります。メイクからはじまって、撮影チームが半日から一日かけて撮影して、フォトブックまでつくってくれて、約25,000円とかもあります。DVDにデジタルフォトブックを作ってくれます。どこか風光明媚なところで写真撮影してくれるだけではなく、メイクさんが髪のセットとお化粧もしてくれます。衣装代金も費用に入っています。男性もスーツや靴を選ぶことができます。

世界各国のフォトグラファーと提携している撮影会社を選んで、イタリア、フランス、ハワイ、アメリカに行って、こだわりの写真を撮るカップルもいます。

ベトナムのウェディングフォト文化

ベトナム人は写真が大好きです。結婚が決まったら、ウェディングフォトをどうするのかカップルで話し合います。日本人の場合だと挙式はせずにフォトウエディングで済ますカップルも多いようですが、ベトナムの場合は挙式、披露宴をして、さらにウェディングフォトというわけです。

ベトナム人は、家族円満の願いを込めて、家に写真を飾る文化があり、大きなウェディング写真を寝室に飾ると新婚生活がうまくいくという伝説があるのかと思うくらいです。ベトナム人の家には、ほとんどの家で、A2サイズ(420×594mm)の家族(結婚)の写真が飾ってあります。

ウェディングフォトは、観光地の景色が綺麗な風光明媚な場所で撮影されます。専属のカメラマンを1日か2日ほど雇って、カメラマンに目的地まで連れて行ってもらって撮影してもらいます。カメラマンが1~2名、メイクなどのアシスタント1名がついてきてくれます。

撮影地

ベトナムのウェディングフォトでは、リゾート地で世界的にも有名なダナンが人気です。ダナンであれば、ビーチはもちろん、古都のホイアンやバナヒルズでフランス風の街並みを撮影することができます。ハノイやホーチミンではビーチが少なかったり、街がダナンに比べて観光風なところが少ないです。他の人と被りたくない場合、オリジナル写真がほしい方はダナンでウェディングフォト撮影がおすすめです。

費用ほか

ベトナムのウェディングフォトは、観光地の景色が綺麗なところでも撮影をしたりします。専属カメラマンを1~2日間雇い、移動は彼らが連れて行ってくれます。カメラマン2名とメイのアシスタント1名がつく場合が多いです。撮影会社、撮影場所、撮影日などを相談して、撮影しに行きます。費用の相場は、写真撮影料金、データ加工料金、アルバム代込みで約4万から10万円程度です。費用としては、日本で手配した場合に比べて安くなります。

ベトナム人、ベトナム人女性にとってウェディング写真の撮影はとても重要です。特にベトナム人にとって、写真は、生活の必需品とも言えるくらい大切なものです。例えば、結婚式披露宴の写真や婚約の写真、デートの時の写真など、ことあるごとにベトナム人は写真を撮りたがります。また、その写真をA2サイズくらい大きく印刷し、自分の家だけでなく、両親、家族、親せきに配って、それぞれの家に飾ります。大きなウェディングフォトを寝室に飾ると新婚生活がうまくいくとベトナムでは言われているようです。そのために、ベトナム人はみんな、家族円満の願掛けとして写真を飾る習慣があります。

ベトナム人は記念写真を撮るのが本当に大好きです。結婚式披露宴でも日本と違って、なんども写真撮影します。かなりの写真枚数を撮るので、日本のように披露宴の最中に招待客と新郎新婦の写真を撮る時間が撮れない場合が多いです。おすすめは、結婚式が始まる前に、新郎新婦が来ている場合もあるので、その時に記念撮影を済ませるのがコツです。