ベトナム人女性と国際結婚、ベトナムの人気スポーツ他について

ベトナム人の結婚年齢

ベトナムでの初婚年齢は、日本より5歳若く、平均初婚年齢は、ベトナムが25歳、日本が30歳です。ベトナムの都会と地方の居住地別の平均初婚年齢ですが都会が26歳で地方だと24.5歳となっています。若干、都会のほうが遅くなっています。ともかく、ベトナムは、人口構成でも若い国ですし、このように、結婚年齢も若くなっています。

ベトナムの結婚事情

ベトナムでは、20代前半に結婚する女性が多いです。ベトナムの人口は2019年でおよそ9600万人です。世界15位で、東南アジアで3位の多さです。ベトナムでの婚姻率は66.9%。15歳以上のみでは77.5%の人が結婚をしています。婚姻率は農村部が高くて、結婚時期が早くなっています。

ベトナムは、日本に比べると、年中暑い国ですから、昼間はお昼寝して、夕方から交際中のカップルは街に出かけます。そんな恋人たちに人気があるのは、スポーツです。

サッカー

世界で最も人気のあるサッカーは、ベトナムでも大人気です。 若者だけでなくて、老若男女、幅広い世代に受け入れられています。

ベトナムは、長い間、フランスの植民地時代が続きました。そのフランスの統治下でフランス人によって、はじめてベトナムの南部、今のホーチミンあたりにサッカーが導入されました。フランスの後は、アメリカもフランスと大きくかかわったのですが、野球ではなくて、サッカーはベトナムでは、大人気です。ベトナムで婚活して、恋人がサッカーファンなら、ぜひ、サッカー観戦に行ってください。

カップルでなくても、サッカーは、見ず知らずの人とでも仲良くなれる、ベトナムの国内では、とてもポピュラーなスポーツです。最近では、サッカーのベトナム代表がとても活躍しています。国際的な大会では、優勝や準優勝をしています。

2022年、ワールドカップのアジア最終予選へ進出しました。最終予選への進出は、東南アジア勢では初めてです。ベトナム代表にとっては、史上初の快挙で、ベトナムのサポーターは、国内のいたるところで、もりあがっています。2022年にFIFAランキングで東南アジアの頂点に立っています。

ボビナム

あまり、日本ではなじみがありませんが、ボビナムとはベトナムで生まれて、世界60カ国で愛されている武術です。ベトナム発祥の総合武術です。1936年、グェン・ロックによって設立されて、広められました。ベトナムを武術で心身ともに励まし鍛えるというスローガンがありました。

東洋の中国拳法、古武術、西洋のレスリングや東南アジアで人気があるキックボクシングなどを組み合わせて、武術の技術がつくられました。練習は、手、肘、脚、膝を使った肉体的なものだけでなく、剣、ナイフ、扇子や爪などの武器を使う技もあります。ホーチミンに本部を置いている世界ボビナム連盟が加盟国を統括しています。

1940年にハノイでボビナムを紹介する機会があって、グェンはハノイの高等師範学校に招かれて、ボビナムは一般で人気がでることとなりました。ベトナム全土で政治不安が高まった1954年には、グェンは南ベトナムに移住して、ボビナムの専門学校を設立。1960年にグェンが死去すると、2代目のレー・サンが就任。門派の規則やカリキュラムなどがつくられて、ユニフォームの色が海と空の希望の色として青になりました。1990年、ロシアでて公演が開催されて、諸外国からの注目が集まりました。その後、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、モロッコ、ポーランド、スペイン、スイス、アメリカにボビナムの学校ができました。

2009年、ベトナムで、第1回世界ボビナム選手権開催され、アジアオリンピック評議会の第3回アジア・インドア・ゲームの正式種目となりました。ボビナムの特徴としては、突きと蹴り、手刀などの当て身、投げ、関節技、受け身の技術といろいろあります。日本では、2011年に、日本人として初めてマスターライセンスを取得したマスターフゴが帰国して一般社団法日本ボビナム協会が設立されています。

バドミントン

オリンピックなどの国際競技で、ベトナムのバトミントンをみかけます。ベトナムでは、バドミントンは公園などで子供から大人まで楽しめるスポーツにひとつです。よく、バドミントンのコートのラインが引かれているところもあります。国際大会でもベトナムは強豪国のチームとして知られています。

卓球

ベトナム人の好きなスポーツとして卓球があります。ベトナムは、歴史的にも中国との関係が深く、歴史的に中国の統治下の時代もあったことから、卓球も人気があります。卓球は、年齢や男女別、などに関係なく、狭い場所や日中の日差しのきつい時は室内でもできることから、ベトナムでは、世代を問わず、老若男女に人気があります。ホーチミンなどでは、卓球で選手と交流できる場所もあります。