清潔感が最も重要
若いベトナム女性に限らず、どこの国の女性に聞いてもほぼ同じ回答が多いですが、男性のファッションで一番重要なのは、「清潔感」です。
清潔感は万国共通で一番重要です。Tシャツとジーンズのスタイルでもぜんぜん問題ありません。たとえ身に着けているものが普段着で、おしゃれでないシャツ一枚でも、アイロンがかけてあって清潔な服であれば、問題ないと思います。極端に言えば、日本で、仲人さんのいるお見合いに行くときの服装に近い感じでもいいような気がします。
ベトナム人は、「交際をするということは結婚」という意識が強くあります。ハノイやホーチミンなどの都会以外の地方では、特にその意識が強いです。そのため、男性の着ている衣服がしわだらけで、よれよれであれば、「だらしない」「この人は結婚に真剣なのか」と疑われてしまいます。
日本人とベトナム人の若者の服装
日本人からみれば、ベトナムの服では、まずアオザイが思い浮かびますが、アオザイはどちらかと言えば、特別なお祝い事や式典などのものであって、日常的に着る服ではありません。
ベトナム人の若者の服装ですが、男性はタイトで、どちらかと言えば、派手なシャツとズボンを好みます。ベトナム人男性はスリムな人も多くて、タイトなものを着こなしている人が多いとされています。女性は露出多めの服を好む傾向にあります。ミニスカートなどで、露出が多めで、ワンピースやドレスを好んで着る人が多くなります。パーティーで着るような真っ赤なドレスで、通勤する人もいます。
日本人の女性は結婚式の披露宴では、おとなしめの衣装で、出席しますが、ベトナムの場合は、遠慮なく派手な衣装やドレスで、出席したりします。
一般的に、欧米などの白人に比べて、アジア人は、年齢を重ねても、シワが少なくて肌にハリがあり、日本人に限らず、アジア人は若く見られます。特に、日本人は、外国人から見ると若く見られています。ベトナム人からすると、日本人男性は、年齢より若く見えているのにもかかわらず、ベトナム人男性に比べて、どちらかというと地味な服を好む傾向にあります。黒やグレー、白などのモノトーンが好きで、色がついていても、ベージュ、モスグリーンが好きです。ベトナムで、恋活、婚活するのであれば、明るいファッションを心がけたほうがよいと思います。
日本の男性はモノトーンを好みますが、日本の文化は、社会や自然に溶け込んで目立たないことが美徳だとする文化です。若い人も自己主張をしなくて、目立たない地味な服を着るということが、スタンダードになってしまっています。それが、ベトナム人からすると、「せっかく若々しく見えているのに地味な服を着ていて、まるで年寄りみたい」と、違和感を感じている人が多いと思います。
ベトナム人の若者の服装と日本人の若者の服装とを比較すると、ベトナムでは、男性はタイトで派手なシャツやズボンを好んで着用し、女性は露出多めで、日本人からすると派手めの服を着ます。
ベトナムは暑い国なので露出が多いファッションが多い
ベトナムは、日本よりかなり赤道に近く、南国です。見かけるカップルの女性も、肩やおヘソが出てしまっている服や、ミニスカートの人が多いです。ベトナムでは年間をとおして温暖で、夏になると非常に蒸し暑くなるため、このようなファッションを好む人が多くなるのも当然です。カップルの多いスポットだけが、露出の多い服を着ているわけではありません。ベトナム人女性も内気な人が多いのですが、肌を露出することは恥ずかしいと思う人は少ないようです。また、一年中暑い日いのでベトナムでは、サンダルを履いている女性が多くいます。
ベトナム人女性は、赤が好きです。赤や黄色の派手な色を好みます。国旗の色だからというわけでもありませんが、赤や黄色はベトナムではラッキーカラーとされていて、国民全体が大好きな色です。日本人が好きな茶色やベージュ、グレーなどの地味な色はあまり好みません。
ベトナム人女性の日焼け対策
南国で、日焼けはしょうがないので、日焼けについては寛容かなと思いますが、ベトナム人女性は、美白にとても気を使っています。白い肌が美人の絶対条件であると考える人も多くいますので、夏は紫外線対策を十分に行って日焼けしないようにしています。ロングパーカーを着て、帽子やサングラス、マスクをつけたりして、紫外線対策を十分に行います。