ベトナム人との国際結婚を親に反対されたら|理由別の対処と説得のコツ
ベトナム人女性との結婚を考えたとき、思わぬ壁になるのが日本のご両親の反対です。「彼女のことは認めてほしいのに、なぜ分かってくれないのか」と、悩む方は少なくありません。
本記事では、親が反対する理由を冷静に分解し、理由別にどう向き合えばよいかを整理しました。感情的に対立するのではなく、時間をかけて理解を得るための考え方をお伝えします。
現地ベトナムで多くのご縁を見守ってきた仲人の視点で、率直にお伝えします。
結論|反対の多くは「相手個人」ではなく「国際結婚への漠然とした不安」
親の反対の多くは、お相手個人への否定ではなく、国際結婚への漠然とした不安から生まれています。先に結論をお伝えします。ご両親が反対するとき、その気持ちの根っこにあるのは、多くの場合お相手そのものへの嫌悪ではありません。「よく知らないこと」への不安です。
親世代にとって、国際結婚はまだ身近でないことがあります。テレビやネットの断片的な情報から、漠然とした心配を抱いているケースが少なくありません。
だからこそ、対処の方向性はシンプルです。不安の正体を一つずつ明らかにし、事実で答えていくこと。感情で押し切るのではなく、理解を積み重ねることが、遠回りに見えて最短の道になります。
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親が反対する主な理由を分解する
反対の理由は、偽装結婚への不安・金銭の心配・言葉や文化の壁・距離の問題の4つに大きく整理できます。対処の前に、まず反対の理由を冷静に分解しましょう。理由が分かれば、答え方も見えてきます。
- 偽装結婚やだましへの不安:ニュースの印象から、「利用されるのでは」と心配している
- 金銭的な心配:仕送りや生活費など、お金の負担を漠然と恐れている
- 言葉や文化の壁:意思疎通や価値観の違いで、子どもが苦労しないか案じている
- 物理的な距離:相手の家族が遠く、娘や息子が遠くへ行ってしまう寂しさ
これらはいずれも、お相手の人柄を知らないがゆえの不安です。親は子どもを心配しているからこそ反対しているのだと捉えると、向き合い方が変わってきます。
理由別の向き合い方
それぞれの不安には、感情ではなく具体的な事実と行動で答えることが、理解への近道になります。分解した理由ごとに、向き合い方を考えましょう。
- 偽装結婚の不安に対して:出会いの経緯や、相手の身元がどう確認されているかを具体的に伝えます。身元確認を経た出会いであれば、その事実は大きな安心材料になります
- 金銭の心配に対して:家計や家族への支援について、二人でどう考えているかを冷静に説明します。無計画ではないと示すことが大切です
- 言葉や文化の壁に対して:お互いに歩み寄っている様子や、二人で乗り越えてきたエピソードを共有します
- 距離の寂しさに対して:これからも家族を大切にする気持ちを、言葉と行動で伝えます
共通するのは、「心配いらないよ」と言葉で流さず、根拠を示すことです。誠実な情報が、漠然とした不安を溶かしていきます。
説得を成功させるための順番とコツ
親の説得は、急がず、まず不安を聞き、相手に会ってもらい、時間をかけて人柄を知ってもらう順番が効果的です。反対されると焦りがちですが、急ぐほど対立は深まります。次の順番を意識してください。
- まず話を聞く:頭ごなしに反論せず、親が何を不安に思っているかを最後まで聞きます
- 相手を会わせる:人柄は、言葉で説明するより会ってもらうのが一番です。無理のない範囲で顔を合わせる機会をつくります
- 時間をかける:一度で理解されなくても当然です。何度も対話を重ね、少しずつ距離を縮めます
- 味方を増やす:理解のある家族や親戚がいれば、間に立ってもらうのも有効です
大切なのは、親を「敵」ではなく「一緒に幸せを願う人」として向き合うことです。その姿勢は、必ず相手にも伝わります。
やってはいけないこと
感情的な対立、駆け落ち、相手を悪く言わせたままにすることは、関係の修復を難しくします。一方で、避けたい対応もあります。次のような行動は、長い目で見て逆効果です。
- 感情的に対立する:怒りをぶつけ合うと、本来の不安の解消から遠ざかります
- 勢いで駆け落ちする:一時的に解決したように見えても、家族の溝は残り続けます
- 相手を悪く言われたまま放置する:お相手への誤解を放っておくと、しこりが深まります
親との関係も、お相手との関係も、どちらも大切な財産です。どちらかを切り捨てるのではなく、両方を守る道を粘り強く探しましょう。
反対の状況が複雑で一人で抱えきれないときは、経験のある仲人にLINEでご相談ください。第三者の視点が、糸口になることがあります。
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よくある質問(FAQ)
親の反対に関する質問は「理由」「説得方法」「時間」「第三者の関与」に集中します。親はなぜ国際結婚に反対するのですか?
多くは、お相手個人ではなく国際結婚への漠然とした不安が理由です。偽装結婚への心配、お金や言葉の壁、距離の寂しさなど、「よく知らないこと」への不安が根っこにあります。
反対する親をどう説得すればいいですか?
急がないことが最も大切です。まず親の不安を聞き、お相手に会ってもらい、時間をかけて人柄を知ってもらいます。事実と行動で不安に答えることが、理解への近道です。
どれくらいの時間をかけるべきですか?
一度で理解されることは少なく、数か月から年単位で向き合うことも珍しくありません。焦らず対話を重ねるうちに、親の見方が少しずつ変わっていくケースが多くあります。
第三者に間に入ってもらうのは有効ですか?
有効です。理解のある家族や、経験のある仲人など、冷静な第三者が間に立つと、感情的にならずに話が進みやすくなります。出会いの経緯を客観的に説明できる点も安心につながります。
まとめ|反対は、理解に変えられる
親の反対は相手個人への否定ではなく不安の表れで、事実と時間をかけた対話で理解に変えられます。最後に要点をおさらいします。
- 反対の多くは、お相手個人ではなく国際結婚への漠然とした不安
- 理由は偽装結婚・金銭・言葉文化・距離の4つに整理できる
- それぞれの不安に、感情でなく事実と行動で答える
- 急がず、まず不安を聞き、相手に会ってもらい、時間をかけて人柄を知ってもらう
- 感情的対立や駆け落ちは避け、親も相手も両方を守る
親の不安の多くは、国際結婚を正しく知ることで和らぎます。ベトナム人との結婚で後悔しないためにや国際結婚のメリット・デメリットは、ご両親に説明する材料としても役立ちます。結婚全体の道のりはベトナム国際結婚 完全ガイドで確認できます。
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Supervisor
この記事の監修者
安仲 圭大(アオザイブライダル代表)
2021年よりベトナム・ホーチミン在住。現地で貿易を行う商社と不動産販売会社を経営し、ベトナム人仲人と日本人仲人の2名体制で、日本人男性とベトナム人女性の国際結婚をサポートしている。
執筆協力:Pham Thi Thanh An(シニアカウンセラー)
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