ベトナム人はベトナム語以外に英語や日本語はどれくらい通じる?

ベトナム女性に限らず、国際結婚、婚活するのであれば、言葉は、大きなテーマになります。恋愛、デートなどの交際の段階でも言葉は、カップルでいっしょでないと困ります。世の中には、恋人たちに言葉はいらないという人もいますが、夫婦は同じ言葉でないと家庭はうまくいかないように、やはり言葉は大事です。

ベトナムの結婚相談所などでお見合いするのであれば、ベトナム語はある程度必要ですが、もし、ベトナム人女性が、日本にいたことがあったり、ベトナムには日本語を教えている学校も多いですし、一般的な学校でも、日本語の学習課程がある学校も多いので、そのような機会を過去に経験したことがあるベトナム女性であれば、心配する必要はありません。

ベトナム人の英語

日本は、小学校から英語の授業があり、大学入試では、必ず英語のテストがあるなど、世界的にみても英語教育に力を入れて、英語の教育制度も充実しているように思いますが、実はその実力は世界的に見れば決して高くないのが現状です。グローバル教育機関のイー・エフ・エデュケーション・ファーストが、2021年に調査を実施しましたが、発表した「EF英語能力指数2021(EF EPI 2021)」のランキングにおいては、非英語圏112か国・地域の中で、ベトナムは65位でしたが、日本は78位でした。日本は、これだけ英語教育に力を入れているにも関わらず、英語圏からかなり離れた地域であるベトナムよりランクが下になっています。

ベトナムも英語教育には力を入れていますが、ベトナムは、フランスの植民地統治が長かったので、英語も含めてヨーロッパの言語の素地があって、受け入れやすかったのかもしれません。ベトナムの観光地のレストランや売店、お土産物店では、欧米などの外国人を対象に商売をしていますので、最低限必要な英語は通じます。

ハノイやホーチミンなどの都市部では、ベトナムは日本以上に英語が通じるように思います。少なくとも東京や大阪よりは、英語に慣れているようです。ビーチリゾートとして有名なダナンもハノイやホーチミンといった都市部とほとんど同じレベルにあると言われています。観光地では、商品などの説明のプレートは、ベトナム語だけでなくて、英語で説明が併記してあったりしています。レストランでも、英語のメニューがある食堂がたくさんあります。

日本より英語の水準の高いベトナムですが、アジアに限って見てみると、ベトナムは24か国・地域のなかで13位となっています。けっして高い順位ではないわけですが、これには理由があって、ベトナム国内の都市と地方など教育格差が改善されていないことが、この理由のひとつとなっています。山間部などの地方の農村地域では十分な英語教育が行き届いていません。そのことがベトナム全体の平均点の低下になっています。ハノイやホーチミンなどの大都市圏では、小学校の入学前から英語を習わせる家庭も多くて、アメリカやイギリス、オーストラリア、カナダの高校や大学に留学をする学生も増えています。総じて、日本人より、ベトナム人のほうが英語力はあると思います。ハノイやホーチミンなどの都会では、英語を話せるベトナム人は、多いと言えます。

また、言葉については、日本に留学や就労していて日本で生活しているベトナム人だとまったく問題ありませんし、このようにベトナム人は、英語をしゃべれる人が日本人より多いです。

ベトナム人の英語の特徴

ベトナム人は英語の単語の語尾をのばさないようです。例えば、英語のBeauty「ビューティー」は、「ビュティ」になり、豚肉のporkは「ポーク」ではなく「ポク」というように、伸ばす部分を省略してしまうようです。ベトナム人は、音を伸ばす発音が苦手とされています。

ベトナム人と日本語

国際結婚で、使用する言語は、基本的には、住む国の言語になります。いずれ、ベトナムから日本に来て、日本で住むのであれば、日本語が基本になります。

ベトナムでは、高校生で、日本語を学ぶ学生は4万人以上、ハノイ、ホーチミンなどの大都市の地域の中学校や高等学校においては、日本語を学習している課程やクラスもあります。

日本にいるベトナム人の場合であれば、日本語ができる人が多くいますが、ベトナムにある結婚相談所を活用すれば、日本語ができる人を中心に紹介を受けることができるようです。ベトナム結婚相談所とは「ベトナム人女性と結婚したい日本人男性と、日本人男性と結婚したいベトナム人女性を仲介するマッチング業者」のことです。 ベトナム人との国際結婚で、婚活の活動をするのであれば、結婚相談所を推薦します。