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国際結婚で子供の言語をどう育てるか|日越夫婦の家庭と教育

国際結婚で子供が生まれると、家庭でどの言語を使うかという新しい問いが生まれます。日本語で話しかけるのか、ベトナム語も交ぜるのか。国際結婚を考える段階でも、すでにお子さんのいるご家庭でも、一度は向き合うテーマです。

本記事では、国際結婚の家庭で子供の言語をどう育てるかを、正解を押しつけずに整理します。方針の選び方から、日越家庭ならではの視点までを扱います。

検索すると英語圏のバイリンガル育児の情報が多く見つかりますが、この記事は日越の家庭に絞ります。現地ホーチミンに常駐する日越2名体制の仲人の視点でお伝えします。

結論|家庭の言語は「どちらか一方」ではなく、夫婦で決める方針

家庭で子供の言語をどう育てるかに唯一の正解はなく、両言語で育てる・日本語を中心にする・ベトナム語も家庭に残すという方針から、夫婦で話し合って選ぶものです。

先に結論をお伝えします。家庭でどの言語を使うかに、どの家庭にも当てはまる唯一の正解はありません。

日本で暮らすのか、共働きか、祖父母がどこにいるか。条件が違えば、向いている方針も変わります。大きく分けると、方針は次の3つに整理できます。

  • 両言語で育てる:日本語もベトナム語も、日常的に触れる環境をつくります
  • 日本語を中心にする:生活と学びの軸を、日本語に置きます
  • ベトナム語も家庭に残す:日本語を主にしつつ、ベトナム語との接点を残します

どれが優れているということはなく、家庭ごとに向き不向きが違うだけです。この記事では、それぞれで意識することを順に見ていきます。

どの方針がわが家に合うのか、迷って当然のテーマです。考えを整理する相手として、日越2名体制の仲人をLINEの無料相談で使ってください。

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家庭の言語に「唯一の正解」はない|なぜ迷うのか

家庭の言語で迷うのは自然なことで、情報が英語圏に偏っている・身近にモデルが少ない・将来像が読みにくいという3つが背景にあります。

「どちらの言語で育てるのが正しいのか」と検索しても、すっきりした答えが見つからないことが多いはずです。理由は主に3つあります。

  • 情報が英語圏に偏っている:日本語で読めるバイリンガル育児の情報は、英語と日本語の家庭を前提にしたものが目立ちます
  • 身近にモデルが少ない:日越家庭の子育てを間近で見る機会は、まだ多くありません
  • 将来像が読みにくい:子供がどの言語をよく使うようになるかは、育つ環境によって変わります

迷うのは、情報や前例が足りないからであって、あなたの準備不足ではありません。

なお、夫婦の間にも言葉の壁が残る場合があります。その乗り越え方は国際結婚の言葉の壁で解説しています。

家庭内の言語、3つの方針とそれぞれで意識すること

家庭内の言語の方針は、両言語で育てる・日本語を中心にする・ベトナム語も家庭に残すの3つに整理でき、それぞれで意識することが異なります。

先ほどの3つの方針について、それぞれ意識したい点を見ていきます。

両言語で育てる

日本語もベトナム語も、日常的に触れる環境をつくる方針です。二つの言語に触れられる点が魅力です。

ただし、それぞれの言語がどのくらい育つかは個人差が大きく、家庭での使い方や本人の関心にも左右されます。

意識したいのは、どちらの言語も安心して使える雰囲気をつくることです。「中途半端では」と焦らず、触れ続けることを大切にします。

日本語を中心にする

生活・保育園・学校で使う日本語を、軸に据える方針です。日本で暮らす場合、子供が日々使う言語は日本語に寄りやすいものです。

気をつけたいのは、日本語を優先することと、ベトナム語やベトナムの文化を遠ざけることは別だと分けて考えることです。

日本語中心でも、ベトナムにルーツがあることを前向きに伝える姿勢を、大切にする家庭もあります。

ベトナム語も家庭に残す

日本語を主にしつつ、家庭ではベトナム語との接点を残す方針です。片方の親がベトナム語で話しかける、ベトナムの歌や料理を暮らしに取り入れるなど、無理のない形で続けます。

続けるコツは、完璧を目指さないことです。毎日でなくても、続けられる小さな習慣にするほうが、長く残ります。

日越家庭ならではの言葉の考え方

日越家庭では、親のどちらが何語で話すかと、ベトナムの家族との会話を、早めに夫婦で話し合っておくと迷いが減ります。

日越の家庭には、英語圏のバイリンガル育児にはない視点があります。二つ挙げます。

  • 親のどちらが何語で話すか:片方の親がいつも同じ言語で話しかける形もありますが、これも唯一の正解ではありません。大切なのは方針を夫婦で共有し、途中で変えてもよいと構えることです
  • ベトナムの家族との会話:ベトナムの祖父母や親戚と、ビデオ通話でつながる家庭もあります。子供が祖父母と言葉を交わす時間があると、関係が続きやすいという声を、仲人としてよく耳にします

どちらも、家庭ごとに事情が違います。頻度も方法も、無理のない範囲で決めて構いません。

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言葉は学校・地域社会とつながっている

家庭の言語の方針は、保育園や学校、地域社会とのつながりの中で見直していくもので、家庭の中だけで完結しません。

家庭で決めた方針は、子供が外の世界に出ると影響を受けます。無理に守り続けるより、状況に合わせて見直す前提でいるほうが楽です。

保育園や学校に通い始めると、日中に使う言語は日本語に寄りやすくなります。家庭でベトナム語を残したい場合は、家の中での接点を意識して増やす工夫が要ります。

地域によっては、ベトナム語の教室やベトナム人コミュニティとつながれる場合もあります。同じ背景の家庭と知り合えると、親の側の心細さがやわらぐこともあります。

また、母親や父親自身の日本語学習も、家庭の言語環境に関わります。親の学びの歩みは外国人妻の日本語学習で扱っています。

言葉を含む暮らし全体の続け方は、ベトナム人女性との結婚生活で整理しています。

よくある質問(FAQ)

よくいただく質問は「どちらの言語で話すか」「発達が遅れないか」「親が話せなくてもよいか」「国籍や在留の手続き」の4つです。

家庭では日本語とベトナム語、どちらで話すのがよいですか?

どちらがよいという唯一の正解はありません。日本で暮らすなら日本語が生活の軸になりやすい一方、家庭でベトナム語を残す選び方もあります。夫婦で暮らしに合う方針を話し合って決めるのがおすすめです。

二つの言語で育てると、言葉の発達が遅れませんか?

二言語で育てると必ず発達が遅れるとは限りません。言葉の育ち方には個人差が大きく、環境や本人の関心にも左右されます。気になるときは、自治体の子育て相談や専門家に相談すると安心です。

親が相手の言語を話せなくても、子育てはできますか?

できます。片方の親がその言語を話せなくても、絵本・動画・祖父母との会話など、言葉に触れる入口はいくつもあります。無理なく続けられる方法を、夫婦で選んでいきましょう。

子供の国籍や在留の手続きはどうなりますか?

国籍や在留資格の要件は状況により異なるため、法務省や出入国在留管理庁の公式情報で確認してください。制度の判断は変わることがあり、この記事は言語と教育の実務に絞っています。迷う点は、一次情報や専門家に確認するのが安全です。

まとめ|正解を一つに決めず、夫婦で育てていく

大切なのは、唯一の正解を決めない・3つの方針から選ぶ・日越の視点を共有する・学校や地域とつなぐ・個人差と制度を確認する、の5点です。

最後に要点を整理します。

  • 家庭の言語に唯一の正解はなく、夫婦で方針を話し合って決めます
  • 方針は、両言語で育てる・日本語を中心にする・ベトナム語も家庭に残すの3つが軸になります
  • 日越家庭では、誰が何語で話すかと、ベトナムの家族との会話を早めに共有します
  • 言葉は学校や地域社会とつながっており、家庭の中だけで完結しません
  • 言葉の発達には個人差が大きく、国籍などの制度は一次情報で確認します

言葉の育て方に一つの正解がないように、家庭のかたちも一つではありません。焦らず、二人で少しずつ決めていけば十分です。

言葉や子育ての悩みも含め、暮らしが始まった後まで、現地ホーチミン在住の仲人がLINEで伴走します。無料相談だけでも歓迎です。

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この記事の監修者

安仲 圭大アオザイブライダル代表

2021年よりベトナム・ホーチミン在住。現地で貿易を行う商社と不動産販売会社を経営し、ベトナム人仲人と日本人仲人の2名体制で、日本人男性とベトナム人女性の国際結婚をサポートしている。

執筆協力:Pham Thi Thanh Anシニアカウンセラー

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