ベトナム人女性と国際結婚、ベトナムの生活、年金など

仕送り

ベトナムも日本の年金のような制度はありますが、仕事などに追われて、加入している人は、ほとんどいません。ベトナムでは年金に加入している人が少ないので、仕送りが必要になるというわけです。年老いた両親の生活費が足りない場合に、子供や家族からの仕送りに頼ることになります。ベトナムの実家への仕送り金額は、月に2万円~5万円が相場とされています。

ベトナム人は会社勤めの人が少なくて、多くの人が自営業です。定年がないので、高齢の両親も働いている人が多く、働いている場合は仕送りは不要になります。日本に嫁いできたベトナム女性が働いて、毎月の自分の収入から払うことが多いです。

習慣

お昼寝

ベトナムには昼寝の習慣があります。昼間は日差しが強いので、室内で、ひと眠りするのが一般的になっています。会社勤めが増えて、昼寝も少なくなってきていますが、休日には多く人が昼寝をして、日暮れ以降に外へ出て活動をします。

カフェ

フランス植民地時代に、フランス文化のカフェが定着しました。ホーチミン市内は多くのお洒落なカフェがあって、旅行者や、ベトナム人も憩いの場所となっています。

長袖

日中は、日差しが強くて、ベトナム人は、肌を保護するために、屋外にいる男性、女性のほとんどが長袖パーカー、帽子やマスクなどで肌を守っています。

ゴミ

ベトナムは、路上の屋台などの場合、そのままごみを下に落としてしまうことがあります。日本であればマナー違反となりますが、中国やベトナムでは、習慣として残っています。ただし、日本にいる中国人やベトナム人には、ほとんど見かけません。

里帰り

ベトナムでは、旧暦で新年をお祝いしています。旧暦のお正月をテトと呼んでいます。 旧暦であるために、テトの日にちは毎年変わります。テトの前後の休暇は、ベトナムの労働法でテト休暇は5連休と定められ、年間でベトナムの一番長い休暇となります。テト休暇は年間を通じても、ベトナムでは、最も重要なベトナム人の祝祭日です。ベトナム人が、帰省、里帰りする日です。テトは、ベトナム人にとっては、大事な里帰りなどのイベントですが、日本人だと、盆と正月の2回もありますが、ベトナム人は1回です。

食生活

植民地時代のフランスの文化の影響もあるために、ベトナム料理以外にもフランス料理や中華料理など、いろいろあります。日本の味付けに比べて甘いとされていますが、食べ物の嗜好の解決は、お互いの文化を理解し妥協点を見つけることだと思います。味付けが合わないのであれば、同じ材料で作って、最後の味付けだけ変えるという方法もあります。

偽装結婚

ベトナム人に限らず、他の国でも発生していますし、日本人でもあります。国際的にも在日者数の母数からするとその割合は少なくなっています。ベトナム人と結婚する場合、結婚前に実家を訪問をしてみてもよいでしょう。相手の両親や住んでいる場所を自分で見て、経済状況を確認するのも大切です。

物価について

最近は、経済発展で、物価が高くなっていますが、日本の物価に比べれば安いです。スマホとインターネットの通信費は5,000円程度で、1万円は超えることはないです。

ベトナム人の生活費

ベトナムの月間平均所得は、全国平均では、21,150円、都市部では27,690円、農村部においては17,400円でした。金額について、ベトナムの通貨、1ドンは 0.0050円と設定されています。都市部と農村部では、一万円もの差があります。さらに詳しく都市別でみると、ハノイが29,905円だったのに対して、ホーチミンでは、32,685円となっており、農村部とホーチミンでは、2倍弱もの格差があります。

都市部では、ベトナムでの月額生活費として、世界の生活費を比較するウェブサイトの「Numbeo」によりますと、ホーチミンの4人家族の1ヶ月の生活費は3,800万ドンで、日本円に換算すると約19万円です。1人暮らしの費用は1,100万ドンで、日本円で約5.5万円となります。

ハノイの生活費はホーチミンよりもわずかに安くて、4人家族の1ヶ月の生活費は3,700万ドンになり、日本円換算で約18.5万円、1人暮らしの費用は1,000万ドンで、日本円では約5万円になりました。

ベトナムでは、1人暮らしであれば5万円ほどあれば生活できます。